[ロイター 15日] – アルゼンチン政府は15日、食肉価格への上限設定について食肉業界と協議していると明らかにした。116%近くに達するインフレを抑える対策の一環。

バイージョ経済副大臣(農牧漁業担当)はX(旧ツイッター)に、協議は進行中だと投稿したが、食肉の輸出を一時的に禁止するとの報道は否定した。

バイージョ氏は「当局としてのわれわれの責任は、生産者に確実性を、人々に安心感を届けることにある」と発言。「われわれは国内市場の食肉価格について協議している。食肉輸出の停止はない」とした。

政府筋は先にロイターに対し、食肉価格を巡り業界と合意できるまで食肉の輸出を15日間停止するとの方針を伝え、「合意がなければ、輸出は許可されない」と語っていた。

投稿者 宍戸和郎